英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

ドラマの紳士

続:田村 正和(たむら まさかず)

訃報を聞いたときはさすがに愕然としました。ネット普及で、近年ではテレビを持っていない人が多いとか。そんな時代が来るとは思ってもいなかった凡人は、狂ったように毎日テレビを観て育ちました。まさに人生で大切なものはすべてテレビから学んだと言って…

追悼を述べたくて ~ぜひその死は演技だったと言ってほしいから~

ミス・シャーロック/Miss Sherlock [DVD] シャーロック好きとしてはあまり評価してないという記事をだいぶ前に書いた気がしますが、凡人は竹内結子さんは大好きだった女優さんです。 ukgentleman.hatenablog.com 一番に上がるドラマは「ランチの女王」。 本…

凡人はいろんなものに憧れる2

凡人は凡人のくせして面倒くさがりです。もっと頑張れよ、いろいろ。しかしこれはしょうがないのです。小さいころに親から言われた言葉なので公認、お墨付き。受け入れて生きてきております。 そんな僕ですから、ドラマにしてもアニメにしても、 毎週欠かさ…

英国紳士を考察15 ~マスグレーブ家の儀式~

いや、寒いっす。 ※東京 雪予報回避の夜。 英国紳士に憧れていて、北海道が大好きで、雪国生まれで雪国育ちなのに! 寒いの、苦手な凡人です。寒いの嫌い。底冷えするとか、一番苦手です。 都内に暮らしていると、世界一不便な都内の路線の貧弱さを雪の日に…

紳士にも流行はある

まわる まわるよ 時代はまわる 中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』 流行も繰り返すのか、一度経験した者たちがその良さをもう一回思い返したいだけなのかはわかりませんが、リバイバルやらリメイクやらで流行は繰り返されます。 ただいまちょうど…

年末、シャーロック対決の結末

アニメとドラマのシャーロック対決に一応の終止符が打たれました。 ukgentleman.hatenablog.com アニメに関しては、2シーズンと決まっていたので、第一章「切り裂きジャック編」が終了というところでしょうか。 ドラマは月9で話題性あるキャスティングなのに…

日本の秋、シャーロックの秋

空ー前絶後のォォ!!!! 超絶怒涛の英国紳士ィィィ!!! ミステリーを愛しッ!! ミステリーに愛された男ォオオオ!!! 書籍、ドラマ、アニメ、すべてのホームズの産みの親ァ! そう我こそはアァ!!! コーナァァァン!!! (ボコッ!ボコッ!!) ド…

日本シャーロック対決の秋

本日より、 ドラマVSアニメの「シャーロック」対決がこの秋勃発するってご存じですか? えーっと ホームズマニアの僕が言うのも、なんですが…大丈夫でしょうか? フジテレビ月9で『シャーロック』が本日より開始となります(せっかく視聴率回復したのに、ど…

英国紳士を考察5「挿絵とイメージ」

グラナダTVが、特にこだわって原作を大事にして製作した「シャーロック・ホームズの冒険」 シャーロック・ホームズの冒険 完全版 DVD-BOX 実は原作に寄せているというよりは「挿絵」に寄せているというところが正解です。 BBCホームズの劇場版『シャーロック …

ラインヘンバッハの滝 Reichenbachfall

滝というのは、夏の暑い時期に観光するにはもってこいのスポットらしいです。 滝が好きです。 というか、水が溢れて落下する様が好きです。 音も好き。噴水でもいい。 怒られないなら、出しっぱなしの水道でもいい。 ポンプ式の井戸とかもう最高。 一生見て…

英国紳士を考察4「ドイルの描いた変人」

先日、ディオゲネスクラブについての記事を書いたところ、 原典においてはどれだけ変人の巣窟扱いをされていたかを確認すべく、 もう一度読み返してみた僕。 こういう作業を僕はよくします。 確認のため、時々原典は読み返すように記憶だけで話す事はあまり…

月9で「シャーロック」

最近のGoogle先生の機能については、かなり感謝できる面が一つありまして、 自分が検索している「あれこれ」 つまりは もしかしてこの人が興味持ってることは「これ」 を、勝手に予想して気になる(だろう)ニュース記事をピックアップしてくれるお節介機能…

英国紳士を考察3 「マゼランの宝石」とDVD最終巻

シャーロック・ホームズの冒険 完全版 Vol.23 [DVD] シリーズの中では、最終巻となる23巻。 作品は、 ・金縁の鼻眼鏡 ・マゼランの宝石 の2本が収録されています。 最終巻ではありますが、グラナダ・ホームズの作品としては、 ・ボール箱 が最後の制作とされ…

英国紳士を考察2「瀕死の探偵」

好きな作品は何かと尋ねられたら、 真っ先に答えるのは「瀕死の探偵」。 シャーロック・ホームズ「瀕死の探偵」 コカインやらなんやらで体もボロボロだし、事件に没頭している時は何も食べないで内臓ボロボロだし、その辺の悪漢くらいになら勝てるくらいの柔…

ハドソン夫人1 ~数千倍ステキに具現化される女性たち~

英国紳士を取り巻く人は、とても魅力的な方ばかりです。 ときに犯罪者であっても、魅了されることがある程に。 僕もそうなのですが、熱烈なホームズ支持者であればこそ、登場人物全てが素敵に思えてきます。しかしシャーロキアンというものはどうして、ベー…

英国紳士を考察1 「犯人は二人」

理想とする英国紳士は、 正直いろいろな犯罪に手を染めることも厭わないときがあります。 厭えよと思うことも、やっちゃいます。だって原作がそうなんだから、忠実をモットーにしているグラナダ版だって、やっちゃいますよね。 原題「The Adventure of Charl…

「シャーロック・ホームズの冒険」にみる配役の妙について

今回はグラナダ版のホームズにおける、 それはもう原作再現に徹底的にこだわりぬいた配役を語りたいと思います。 既に過去に主役の二人であるホームズ役のブレットに関しても、二代目ワトソン役のエドワードに関しても記事にしていますが、 各話のゲスト役も…

エドワード・ハードウィック(Edward Hardwicke)

グラナダ・ホームズの二人目のワトソン。 第3シーズン14話以降から41話までのあいだのホームズの相棒となります。 ブロマイド写真★海外ドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』ホームズ&ワトソン-シルクハット・カラー/ホームズ(ジェレミー・ブレット) 役者…

グラナダホームズのオープニング

実を言うと、僕はとてもとてもオープニングムービーが好きです。 グラナダ・TVの「シャーロック・ホームズの冒険」のオープニング映像は、ヴィクトリア朝時代を素敵に凝縮されています。 シャーロック・ホームズ オリジナルTVサウンドトラック 音楽はゆっくり…

SHERLOCK(テレビドラマ)

本ブログにおいては、昔の作品ばかり紹介している気がしますが、 実は僕は最近のホームズもよく観ているつもりです。 舞台を21世紀に置き換えて、現代風に描かれているBBC制作のドラマは、 イギリス制作とあって、やはり形を変えても原作ファンが創り上…

シャーロック・ホームズの冒険(DVD)

グラナダ・TVのホームズ再現が秀逸なのは、先に述べた通りなのですが、こちらの完全版DVDにおいて必見なのは7巻です。 収録タイトル13話「最後の事件」14話「空家の冒険」 第2シリーズの最後の話「最後の事件」で、『ホームズが宿敵モリアーティ教授と谷に…

シャーロック・ホームズの冒険

原作では英国紳士二人の出会いの物語は、「緋色の研究」ですが、 原作に忠実に作られていたドラマ版ホームズでは、 その最初の物語は制作されることがありませんでした。 英国グラナダTV制作 「シャーロック・ホームズの冒険」 シャーロック・ホームズの冒険…