英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

シャーロック・ホームズの冒険(DVD)

グラナダ・TVのホームズ再現が秀逸なのは、先に述べた通りなのですが、
こちらの完全版DVDにおいて必見なのは7巻です。


収録タイトル
13話「最後の事件」
14話「空家の冒険」

 

第2シリーズの最後の話「最後の事件」で、
『ホームズが宿敵モリアーティ教授と谷に落ち、ベーカー街に二度と戻ることはなかった』という親友ワトソン博士の手記で物語は終わります。

しかし、第3シリーズ「空家の冒険」で、三年後にホームズが戻ってきたところから話が始まる14話。

 


シャーロック・ホームズの冒険[完全版]DVD SET1 [ ジェレミー・ブレット ]
 

 

違うシリーズを同じ巻に収録するなんて、とんでもないサプライズ仕掛けてくるじゃないか!
ファンにはたまらない一本となりました。

しかもこちらの2作品ですが、シリーズでワトソン役の交代があったため、
初期のワトソン役であるデビット・バーグ(日本語声優/長門裕之)から、
2代目のエドワード・ハードウィック(日本語声優/福田豊士)に代替わりしました。

※パッケージ写真は1代目ワトソン

 

グラナダ・TVのホームズが絶賛される中で、この二人のホームズの相棒については、

今後ファンの間で永遠の論争が起こります。

『どっちのワトソンが適しているのか』

ロケにより家庭を大事にできなかったデビット・バーグは、

新シリーズでの役の降板を希望し、スタッフは二人目のワトソンをエドワードに決めました。

僕個人的には素晴らしい二人のワトソンであり、

理想を裏切ることもなく、相棒の右腕として、快活で行動的な1代目ワトソンと、

名探偵の事件簿を書き残す作家として、知的で信頼厚い2代目と、

全シリーズ通して観ても愛すべき、僕の憧れの英国紳士です。

 

相棒に寄り添いサポートできる姿、スマートな紳士の姿です。