英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

日本シャーロック対決の秋

本日より、

ドラマVSアニメの「シャーロック」対決がこの秋勃発するってご存じですか?

 

えーっと

ホームズマニアの僕が言うのも、なんですが…大丈夫でしょうか?

 

フジテレビ月9で『シャーロック』が本日より開始となります(せっかく視聴率回復したのに、どうしたよフジテレビ…)。


テレビ情報雑誌などをぺらぺらと捲ってみたところ、

ビジュアルの前評判のみの情報しかあまり出ていなくて、シークレットなのかなんだか上っ面な写真掲載記事しか載っていないですね。ストーリーがまったく入ってこない。イケメン男子二人が共同生活しているというのが、ホームズではないからな!

過去にも心配して記事を書いた僕ですが、

さすがにもう心のそこから大丈夫なのかということを問いたいわけです。

 

 

ukgentleman.hatenablog.com

 


そもそもシャーロック・ホームズというのは、誰もが知る名作であります。

だから古典を大事にして欲しいし、原典をリスペクトしていてほしいし、何ならオリジナリティ出すの本当はやめてほしいくらいです。


僕の中で、ワトソン博士が女性になっているのはどちらにしてもボツ必至です。

一応全部見るけど、すごいなと思ったものは一つもありません。

それくらい、ドイル氏の描いた原典は出来が良いのです。
だから安易に手を出していただきたくない!

 

本来、BBC「シャーロック」だって現代版アレンジってだけでアンチ枠だったのですが、製作スタッフの原典愛がすごすぎて、敗北しました。

これだけリスペクトしてくれて、マニアすらうならしてくれる仕掛けが満載であるならば、負けを認めるだけです。

認めております、BBC


Sherlock 2020 Calendar - Official Square Wall Format Calendar


だからこそ心配! 

ドラマ『シャーロック』。

日本が誇るホームズマニアがこぞって監修しているようなことでもない限り、そのタイトルのでかさにつぶされてしまう気がします。
最終回になんか行く前に挫折するか、来週あたりに誰よりも酷評していたらどうしよう!
だって、もうほらすでにシャーロックとワトソンの名前すら付いていないじゃないか。

頭文字しか合ってないじゃないか。これは織田裕二のあれと同じにおいがぷんぷんしますよー。

観ながらアレルギーとか出そう。

発狂とかしてしまいそう。

どうしよう!

隣の人に奇声を聞かれたらどうしよう!

 

などど思っていた矢先に

オリジナルアニメでもシャーロックと名のつく番組が同じ10月から開始になります。

しかもこちらは2クールと決まっている…。

『歌舞伎町シャーロック』

 

まさかの同時開始とはね。(ちなみに、11日深夜アニメで開始されます)

そしてキャストが発表になっているんですけど、このアニメ、侮れません。声優陣の力の入れようですよ。キャストのすごさだけなら負けてないよ、ドラマに。
気になるよ、ハドソン夫人の声優:諏訪部順一さん…。歌舞伎町だからか?


歌舞伎町という地名をタイトルにまで使っておきながら、アニメ版登場人物はほとんど原作どおりときています。

そして製作がプロダクションアイジーとな。なかなかクオリティーのアニメが期待できるのかもしれないと自称アニメ好きが予測するかぎり、勝負はちょっと着いている感は否めません。


が、あくまで原作にコナン・ドイルを置いて、アニメもドラマも独自のストーリーでシャーロックを創り上げていくようですね。
もはやこれは怖いもの観たさなのか苦行なのか。

和製シャーロックはどちらが僕のお気に入りの英国紳士枠に近づくのか? いや、むりか?

 

どちらにしても、一度くらいはどちらも感想を今後もこのブログで書いていければと思います。


…視聴した際に自動的に魂抜けてしまったら、書けないかもしれないという敗北宣言。