凡人が憧れて24 ~笑わせる職業~
笑うことは免疫力を高める…というのは昔から言われていることです。
凡人は、人を笑わせることができる職業にとても憧れています。
昨今のテレビ局はスタジオでの収録が難しいためか、ネタ番組の再放送や再編集版を多く取り扱っています。
お笑い好きとしてはありがたいことです。
ぜひとも「youtube」で埋もれてしまっているとても面白い芸人さんを全国区に知らしめてほしいと思っています。
ネタも技術もしっかりしているのに、日の目を見ない若手(という名の中堅)芸人が脚光浴びるべきなのです。そういう時なのです。
劇場に足を運ぶほどお笑い愛が強い僕に起こる悲劇があります。
「最近、あの人たちテレビで見ないよね。人気なくなったのかな? 一発屋だもんね」的な発言をする人に出会った時です。
ネタで勝負している方が、ひな壇に向いていないという場合だってあります。
テレビの場合、ひな壇でどれだけハネるかで番組への貢献度が決まります。
テレビ的に使いやすい
↓
ほかの番組にも起用される
↓
テレビ露出が上がる
↓
売れている芸人(ブレイク芸人)
『うちのガヤ』みたいな番組がとても判りやすいです。
テレビに出れるだけでも立派にチャンスをそれはそれですごいことではあるんですけど、この売れ方だとネタを観る機会がなくなるのです。
バナナマン×東京03 handmade works 2019 [Blu-ray]
MC枠に入るとネタを見せてくれる機会がぐっと減ります。
それでも新ネタは常に観たいんです!
だから劇場に足を運びます。まあ、上記の三組は全然チケット取れない幻の単独ライブ組ですけどね。
芸人さんでもネタだけをやりたいという人たちだっています。
そういう人は、自由度の利かないテレビから一歩引いて、劇場だけで活動する場合だってあるんです。
それが僕にとっての悲劇です。ネタが観たいのなら何としても劇場に入るためのチケットを入手しなければならない…。人気が出れば出るほど、チケットなんか即秒完売ですよ。
昨今、ようやくネタ番組が増えました。
ウンナンの功績って素晴らしい!
特番じゃなくて、レギュラーでネタを披露する番組をとても応援しています。
おかげさまで免疫力をあげながら笑いながら、自宅待機で暮らせるのです。
ウッチャンナンチャンや海砂利水魚(名前違う)も新ネタおろしてくれないかなー。
バナナマンとかプラン9とかの心にしみるコントが観たいなー。
ドリームマッチみたいなコラボネタも好きだなー。
爆笑オンエアバトルを今こそ再放送してほしいなー。
こんな時期だからこそ、もう無理というレベルの再放送を期待しています。
TVチャンピオンもダイジェスト版だけど蔵出し放送してくれたし、夢ではないはず!
凡人の生存確認6 ~ゴーヤーの日に思うこと~
本日はゴーヤーの日だそうです。わかりやすい語呂合わせでいいですよね。
由来まで調べないと「なんで?」と聞きたくなるような日に制定されるよりもずっとシンプルでいいです。
夏野菜の代表格にまでのし上がったゴーヤーですが、実は直近に知名度を上げた野菜ですよね。好感度はピーマンとか椎茸なみに低いけど。
エリンギとアボカドも昔はなかったけど急に現れていつの間にか主役級になっている食材です。カリスマ性みたいなものがあるんだろうか?
ゴールデンキウイはカリスマ性ある気がします。
【ニュージーランド産】ゼスプリ ゴールドキウイフルーツ 約2kg
急に現れてトップスターに君臨するだけのカリスマ性が。緑のキウイを想像しながら食べた時の衝撃は忘れられない…。当時に比べれば緑のキウイも酸っぱくないものにどんどん改良されていってますけどね。酸味が好きだったことも否めない…
ゼスプリ キウイ ぬいぐるみ セット 小サイズ
ゼスプリは偉大です。
いま日本は空前の料理ブームです。
…というか、家に籠ることが必須条件になっている今、やれることの代表格が掃除と料理ということになるのでしょう。今まで料理なんてしたことなかったという人も、手を出し始めています。
僕の友人の一人(女性)もそのブームに乗りました。
彼女はとても割り切っている人で、
「料理なんて、時間的にも体力的にも無意味」
と、一人暮らしでありながら包丁や鍋も持っていないほどの潔い方でした。
そのくせ僕の料理が食べたいから持って来いと呼びつけて家飲みをします。
最終工程と盛り付けは持って行った先でやったほうが美味しいから食器と鍋だけでも購入をしてほしいとお願いしたところ、鍋とフライパンだけは置いてくれました。(食器類は邪魔だから紙皿にしろと大反対をくらい却下)
そんなぶれない友人の信念すら変えてしまうウイルス、実はちょっとすごいのかもしれないと思ったくらいです。
さて、そんな中彼女からメールが届きました。
『これ、作り方教えて』
添付されていた写真は家飲みの際に僕が作った料理の出来上がり写真。食べる前に写メ撮るタイプの女性です。数年前に行ったときのだと思うけど、よく残してあるな…、っていうか、保存しておくくらいなら盛り付けにこだわりたいから紙皿制度やめてほしいんですけどね!
いやしかし、料理初心者には工程が多く、そばにいるならまだしも遠隔での伝達はなかなか無理な話。しかも僕の作る料理は明確なレシピがない…。だって適当だから。
凡『さすがにそれはハードル高いと思うけど…』
友『大丈夫。私料理のセンスあるから』
その自信はどこから来るんだ? たかだかコロナデビューで、センスまでわかるのか? だってあなたが包丁持っているところすら見たことないんだぞ? ちなみに僕は小学生からやっててもまだまだ感じてないよ、センスなんて!
友『だってまだ失敗したことないから』
凡『何品作ったの?』
友『3品』
凡『(少なっ!) 何作ったの?』
友『カレーと、麻婆豆腐とぉ、トムヤムクン』
考察するに…ルー入れるだけと、丸美屋レトルトと、おそらくカルディか無印良品? センスなくてもできるやつです。ついでに言うと、包丁なくてもできる(カット食材が売っている)チョイスです…。
しかしやる気になっているんだ。料理が彼女にとってマイナスになることはないのですから、せっかくのやる気をそぐことは失礼ですよね。ぜひ上達して振舞っていただける日を願うばかりです。
凡『じゃあ、次回の宅飲みはそちらがシェフってことで。楽しみにしてま…』
友『やだ、めんどくさい』
…コロナ騒動の収束を願うばかりでございます…。
凡人の生存確認5 ~自粛生活と社会復帰~
GWに入りました。
凡人はずっと昔、2か月近く家から一歩も出ずに、そして誰とも話をせずに過ごしていたことがります。
あ、ニートじゃなくて、ちゃんと仕事してました。仕事が家にいても成立していたころの話です。まあ人と会いたくなかった時期であったのは事実ですが。
今年のGWはそんな時期を思い出させます。しかしそのころに比べてしまえば数週間や一か月程度の外出自粛はそんなに苦ではありません。
と、考えてみたらテレワークを始めてすでに二か月ほど経過している…。現在は、定例会議が多いため、人と会わずにはいますが参加はしなければならないため喋る機会はあります。まあ、生存確認ですよね。ちゃんと生きていることの確認、とにかく変死体として見つかることだけはないようにしております。
あとは廃人のようにDVDに録り貯めてある昔の映画を見ています。うちはDVDの宝庫です。異常量のDVDやブルーレイのおかげで、一歩も家から出ずとも苦にならないのかも。
僕だけがいない街 コンプリート DVD-BOX2 (7-12話完, 150分) ぼくだけがいないまち 三部けい アニメ [DVD] [Import] [PAL, 再生環境をご確認ください]
※最近観た作品
しかし辛いことが一つだけ。
ご時世的に映画館も閉鎖されてますしね。劇場も閉まり、公演も中止ばかりです。
僕はライブに行ったり演劇を観に行くのがとても好きです。なので、公演中止がとても辛いです。だってやっと抽選に当たって取れたチケットなのに…中止って…。
チケットの先行抽選は公演日の数か月前となりますから、世の中がこんなことになるとは全く予想していないころにゲットしています。GW明けの7日にも貴重なチケット取れていたのですが…結果としては公演中止です。
三月からどんどん公演中止となり、先に振り込んでいたチケット代が五月分まですべて払い戻しされました。
一瞬だけ財布が潤った気分になった僕ですが、いやいや、お前は一度その金額を払っている…、もともと自分の金だよ…。そしてこんなに払っていたのかという現実も突き付けられるのです。
映画も映画館に行くし、劇場も行きたいものは足を運びます。
これ、一度でも疎遠になると足が向かなくなるんですよね。もともと出不精で、家にいることを苦痛に思わない性格なので外に出なくなるととことんで外出しません。
その対策にも映画に行くようにしていたのですが、こうなってしまうとね。
生存確認は(会社に)していただけても、社会復帰ができるかどうかの瀬戸際にいるかもしれない恐怖があります。
瀬戸際といえば、外に出なくていいとなると丸刈りにしたい衝動と闘っています。
『伝説の教師』のころの松本人志バリに刈りたいのです。
DVD化されないかなー。
GW後半、バリカンをカートに入れてぽちっとやりそうで怖い凡人でした。
英国紳士を考察18 ~お洒落なステッキ~
最初は、四本足
そのあと、二本足
最後は、三本足
この生き物はなんだ?
ギリシャ神話でスフィンクスが出したなぞなぞは、答えられないと食い殺される罰を考えるとなぞなぞの範疇を超えている気がします。
個人的には、最後は三本足ではなく寝たきりではないのか? とスフィンクスにたてつく答えを考えたがる、幼少期から曲がった性格の凡人です。
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世界でもっとも有名ななぞなぞにもなるほど、老人には杖が必須アイテムです。
つまり体を支えるという介護アイテムは昔から定着しているわけですが、杖とステッキはちょっと違うものとしてとらえられているようです。
英国紳士のたしなみアイテムとして用いられる杖…というか、ステッキ。
Gastrock(ガストロック) ストレートステッキ(ブナ製) 全長約93cm 約320g
こーゆー、お洒落装飾がされてるやつ。
持ち歩くのはマナーであり、象徴の意味もあったそうです。
歩行介助ではなく、あくまでも着こなしアイテム。腕時計みたいな、実用性もないし、普通に歩けるなら、要らないんです。というか邪魔にもなるのに…でも持ち歩く。
昔の人って、髭とか髪とか、よくわからないことで象徴を表します。それだけ裕福であることを周りに見せなければならなかった時代なんでしょうけど。
権力とか財力とかの象徴に近い、非実用的お洒落アイテムのステッキ。
実際には、護身用の武器としていた人もいたとか聞きますが(仕込みで剣が入っているとか…本当なのかは謎ですが)、棒っ切れを常に装備しているという意味では護身用というのもあながち嘘ではないかもしれません。
すらっとした長身でさっそうと歩く姿が描写されるホームズは、ステッキを使って床や壁をコツコツ叩いて空洞を探ってみたり強度を見たりと、お洒落ではなく探偵アイテムとして使っていることがあります。
一方で、ワトソンは戦地での負傷により、歩行介助のために持っていてもよいかな…(脚説と肩説があるので何とも言えませんが)。
この二人を見るだけで、ステッキの役割がそれぞれ違うんです。
BBCホームズでは、第一話でステッキを支えにして歩き足を不自由にしているジョンが、シャーロックとの事件捜査の最中にステッキが煩わしくなって外す…つまり足を引きずっていたのを忘れるシーンがあります。
現代ではステッキを持ち歩かず、普通に健常者が使っていたら不自然というところからエピソードを創ったのでしょうが、上手くできてます。物語上なくてはならないシーンにもなっているし、脚本家のステッキの使い方の巧みさがわかるストーリーです。
のちにそのステッキがシャーロックの命を救う役割を果たすアイテムとして再登場するとは思わなかったけど。
あ、マイクロフトが持っていたステッキも仕込み杖だったな…。
アイテム一つとってもBBCホームズの脚本はすごいと認めざるを得ない。
僕はゲーマー気質もあるので、杖とかステッキというとどうしてもウィッチ的な役職の方が持っていて、自分の魔力を増幅させるような杖を想像してしまうので、お洒落とは無縁なほうを思い描きます。
ファイナルファンタジーで言うところの、召喚獣ラムウが持ってそうなやつです(伝われー)。持ち歩きにくさこの上ないやつです。
もしくはあれ。魔法少女が振り回して変身するときに使うもの。どちらかというとトイザらスに売っていてお子様が強請っているイメージのあれです。
これも持ち歩きづらーい。
いずれにせよ、英国紳士に憧れる中で一番遠い存在のステッキ。
やはり三本足となるころにしか必要としない…いや、できれば生涯お世話になりたくないアイテムです。
凡人が憧れて23 ~探偵と名の付くもの~
春からのドラマのスタートが遅れています。
これも新型コロナの影響で撮影が進まないからなんですが、その番組の穴を埋めるために過去のヒットドラマの再放送を再編集でやってくれるのはちょっと嬉しいところ。
新しいドラマで当たりはずれを見極めるよりも、ちゃんとした話題作を間延びせずに編集しなおした特番。間違いないというのがありがたいです。
そんな中でも、当初の予定通りに放送されているドラマの中に、探偵ものが始まりました。
もはや英国紳士にじゃなくて探偵に憧れているのかというほど、凡人は探偵に目がありません。
原作は漫画なので、実写化ドラマです。主人公明智五郎を中村倫也さんが演じており、再現力もだいぶ高めな仕上がりで、第三話まで放送されました。
衣装はもちろん、助手の小林一号のイチゴカーなども実に丁寧に作りこまれています。
所見の段階で僕は原作を読んでいたため、番宣を観て感心したくらいです。
ただ…再現ばかりか、かなり忠実に原作の内容を書き起こして脚本が造られています。というよりも脚本書いた?というほど、原作の吹き出しのまんまです。漫画のテンポが良い作品はときどきそういう際限のされ方するけど、だったら漫画のままで読むからやめてほしいというのが僕の本音でもあります。
原作ファンは、忠実が好きという人も多いから、しかたないのでしょうが…。
ストーリーはサスペンス要素が強いので、謎解き要素は強くないです。
主人公は、美食家探偵・明智五郎
”食”に纏わる殺人事件を、”食”を通じて暴いていく
究極の”グルメ・エンターテインメント”
公式にうたっているのですが、さほど食を通じて暴いていないというのが本当のところです。
どうせならもっと、『美味しんぼ』くらい、
「世の中のすべての問題は、料理で解決できる」
の勢いでやっていただきたい。
いじめや社会問題まで、食で解決しようとする暴力的なストーリー。大好きです。
そういう意味では、こちらの探偵のほうが、食を通して推理しています。
主人公は食うことが好きな探偵。ただあまりにも好きなので、事件の物証とかも食べます。しかも大食い。事件関係なく、すごい量食べます。
探偵とはどうしてこうもみなさんクレバーなのか。そして僕はそのクレバーさに魅かれてしまっているわけか…。
『喰いタン』も実写ドラマ化してます。
原作忠実ではなく、ほとんどジャニーズありきのオリジナル作品でしたが、少年隊・東山とV6・森田という大御所共演はなかなか見ごたえありました。
エンディング曲が好きだったなぁ。
さて今回の「探偵」はどのような評価となるのでしょうか?
火サス的な大型枠サスペンスも再放送バンバンしてるほど、もう収録済みのものは放送できるものがないんだろうなと局側の裏事情を感じてしまいますね。
どうせなら、昔の探偵モノ全部やってくれないかなー。
凡人の生存確認4 ~いち早くオンライン帰省~
テレワークに関して言いますと、だいぶ早い段階で会社が導入を取り入れていただいたというとても優遇された状態にいる凡人です。
そのため、どんだけ長い期間家にいるんだ?という状況に陥っています。
しかしながら、PC環境は日ごろから整えていますし、
家にいても暇つぶしグッズには囲まれまくっているので不自由はしません。
自称読書家であり、ゲーマーであり、オタクでもある僕は家に居続けることに不快感やストレスはないのです。ただの廃人じゃないか…
かなり昔、僕は仕事をするという名目で一か月以上誰とも接触せずに過ごしたことがあります。PCに向かっていれば、仕事完了するという対人ない仕事をしていたころです。
社会復帰初日の出来事です。
エレベーターホールで挨拶をされて、瞬時に声を発することができませんでした。
っていうか、顔見知りの存在を認識したら挨拶をするという感覚を忘れていたのです。
で、思い出して「おはよう」と言いたかったのですが、全く喋ってもいなかった一か月期間の筋力と瞬発力の衰えは如実でしてね、まず声が出なかったというのが真相です。
声帯って筋肉だから弱るらしい…。その後、毎日のようにカラオケに行きましたとも。社会人を維持するって大変だなと思いました。
さて、そんなカラオケすら許されない昨今、僕のマイブームは包丁を研ぐことです。
料理を作ることが好きな僕は、いろいろな包丁を持ってます。一人暮らしなのに、包丁充実。友人に「…解体ショーでもするのか…、なにかの?」と言われたほどに、包丁だけは充実しています。
でもまあ、日常使うのはほんの数本、お気に入りというよりは手放しがたいほど手になじむものを使い続けます。
するとどうしても需要が高い包丁の刃は必然的にへたってしまうので、根性をたたき上げるために夜な夜な包丁を研ぎます。キレッキレのピッカピカに。…怖いよ!
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包丁を研いでいると、めったに連絡などしてこない兄貴からの着信。
普段喋りもしない身内からの突然の電話って怖いですよね。たとえば訃報連絡とかも考えられる…。僕は慌ててスマホを操作します。ん? だれか死んだ? 感染した?
兄は「違うよ」と多少陽気に電話越しで会話をし出すのです。
兄:オンライン帰省です
凡:確か実家にお住まいですよね、あなた
兄:お前の
凡:GWはまだ先です
兄:…暇なんだよ
凡:でしょうな
世に流行っているweb飲みなどという恥ずかしいことにはのっからないぞと決意していたのに、まさかの人間からいち早く誘いが来るとは思いませんでした。
しかも、誘いもなくて、直接で強制。無下に切れないので、しょうがなく付き合うこととなりました。もちろん、テレビ電話という機能は使いたくない(っていうか、わざわざ家族の顔なんて見る必要ない)ので音声のみでお届けされます。
だいぶ酔いが回っているようで、素面で包丁を研いでいた僕としてはとてつもなく迷惑です。
兄:酒もってこいよぉー
凡:常備してないから、買いに行かないと無いですが?
兄:じゃあ買って来いよー
凡:不要不急の外出は禁止されてます
兄:必要大至急
凡:ならば先に「夜に電話をかけるから酒を用意しておけ」というメールを…
兄:予定するのは嫌い
…こういうやつだったよ…。一度決めると融通も利かない…
しょうがないので、付き合うことに。酒はなかったので、料理用に買っておいた日本酒を飲むことに決めて、キッチンに取りに行く僕。ああ…、包丁研ぎの途中だった…。
散らかった状態にしておきたくないので、キッチンにて作業の続きをすることにして、ハンズフリーで会話を続けます。
相手は酔っ払いなので、とてつもなくくだらない会話です。そして飲みたいだけ飲んでいるのか、終わらない。
一時間ほど経過したころ。
兄:さっきしてたシャカシャカパシャパシャって音が聞こえなくなった
凡:あ、ごめん、そっちにも聞えたんだ…
兄:まるでこう…、包丁でも研いでいるような?
凡:正解! さっきまで包丁研いでた
兄の意外な才能を発見しました。あれだけの情報で当てられるの? 音だって僅かだし、夜に一人でやることランキングにしたら最下位レベルの作業ですけど?
まさかのサウンドクイズがここから繰り広げられます。
凡:じゃ、これは?
スーーー バリバリバリ ※文字は、僕が聞いた感じの音をあらわしています。
兄:んーと、…ラップを切っ…いや、あれだ。もっとこう、紙っぽいの。クッキングペーパーを出して、カットした音!
凡:正解!
何この人、怖い! 的中率やばい! シティーハンター冴羽かよ!
劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(通常版) [DVD]
※主人公冴羽と野上冴子が手元にあった小銭が床に落ちる音だけを聴いて、何円かを当てるゲームをするというシーンがあります。僕の好きなシーンです。
凡:じゃあ、これは?
ぎ カチ カチン
兄:…銃でも撃った?
凡:すっげ! モデルガンだけど!
なぜ僕がモデルガンを持っていることを知っているんだ…。これこそ所持ランキングから言ったら下位だから!
その後、サウンドクイズはPCで動画再生したものを当てるという謎の盛り上がりを見せ、夜中まで続きました。
…素面でもweb飲み会ってできるんだなあ。新しい発見です。サウンドクイズ、試してみてください。後半マニアックイントロクイズもしたけど…。
そして次の強制飲み会に備えて、酒を買っておこうと思います。
鹿賀丈史(かが たけし)
ここ最近、歌を熱唱するCM多いと思いませんか?
中でもポカリのCMシリーズが今ドはまり中の凡人です。自身は団体行動に向いていないのですが、アオハル真っ盛りを全面に押し出した学生が一斉に合唱しているのを見るのがとても好きです。泥まみれで踊るとか、水浸しで笑ってるとか、現実味はありませんが。
ポカリのシリーズ物は比較的出来がいいCMというか、印象に残るCMですよね。無名新人女優の発掘みたいなのも多かった記憶があります。宮沢りえ、かわいかったなぁ…。
特に懐かしい曲を歌うことが多いです。
昔の忘れられないフレーズを聴いてしまって、どうしても
「あ、これ! なんだっけ!?」
となる人間の心理を突いてくる良い商法だと思います(言い方よ…)。
オロナミンCのCM、好きです。
♪いつで~も スマイルしようね
元歌にぴくって反応するのがオタクなのです。
ホフデュランが懐かしくて、聞き返してしまいました。そうそう、PVは防犯カメラ映像だった。そしてこち亀のエンディングだった。
こちら亀有公園前派出所 文庫版 コミック 全26巻完結セット (集英社文庫―コミック版)
そして十六茶のCMもまた、いいです。
♪いいじゃな いいじゃな いいじゃない~
なんてったって、ガッキーが鬼可愛い。なんだろう、可愛すぎる。そして局のチョイスが素晴らしいです。…歌ってるの新垣さんじゃないって、ちょっとびっくり。同じ声に聴こえるけどね。
こちらの元歌がこれです。
懐かしくて、ちょっとぽちっと押してしまいそうになりました。
歌っているのが、鹿賀丈史という異質感。歌われているのはポンキッキーズ。
流行りましたよね、踊ってました。それはもうガチで朝っぱらから。
しかし彼の代表作は何といってもこっちです。
※このゲーム、やったなぁ…という思い出。
料理好きの僕の原点ともなった番組。その主宰として君臨していたのが、鹿賀丈史さん。
すさまじい存在感登場し、やたらいい声と独特なアレンジでテーマ食材を発表して、優雅に試食をして(審査はしない)、圧倒的優位な立場から結果発表をする人です。
美食アカデミーとはどれくらいの力を持っているのか知りませんが、やけに派手なスーツで、時にマントで現れます。
…余談ですが、料理の鉄人は小説も発売されてまして(なんと5巻も!)、そこでの美食アカデミーの勢力はなかなかのものでした。
美食アカデミー主宰・鹿賀丈史。とても憧れる紳士です。
アレ・キュイジーヌ!
フランス語で、始めるから英国紳士ではないでしょうけど。日本人でしょうけど。
それでも僕は憧れていました。将来、主宰となって、キッチンスタジアムを造りたいなぁと考えたりもしました。
こちらも買うほど、憧れてたんです(これでは料理人になってしまうけど)。
死ぬほど余談ですが、冷蔵庫前リポーターの声優・太田真一郎さんも大好きでした。