書店の売り方にも、副題にも、もの申す。
ドラマ『シャーロック』が始まりました。
ちゃんとは観ていないので、
というかまだ怖くて観れないので、
ここで多く語ることはまたの機会にとっておくことにして…。
ただ、それを差し置いても一つ、これには納得いかない!と思ったことに対してだけ、記事を書きたいと思います。
犯罪コンサルタントという職業を肩書きとする男が、ある事件をきっかけに相棒となるパートナーのドクター(精神科医)を見つけ、事件解決と同時に共同生活を始めるというような流れでドラマの1話はお送りされたようです。このあたりが原作:コナン・ドイル『シャーロック・ホームズシリーズ』なのは認めます。
めっちゃ頭のキレる変人とドクターが一緒に住むって要素だけね。
だがしかし!
まだドラマが始まってもいないというのに、こんなに大丈夫か大丈夫かと心配しているというのに(この中でしか言ってないけど)、ドラマが始まる前から先日立ち寄った本屋で発狂しそうになる僕。
それは本屋に今までもあった、『シャーロック・ホームズの冒険』(作:コナン・ドイル)の本のカバーを、BBCバリの黒いコート着て颯爽と立つディーン(主役)とその横に助手スタンスで立つ岩田の『シャーロック(ドラマ)』の番宣用ポスターみたいなのに変えてあるやつ。
Sherlock - Series 2 (Soundtrack from the TV Series)
※amazonで検索したけど、商品なかったので、このジャケの顔を二人差し替えたと言うイメージで想像していただければ。
「あこぎな商売してんじゃねーよ! このやろーッッ」
全ての書籍カバーをむしりとって、むき出しを平積みしてやろうかと思ったくらいです。
寸前で自我崩壊にも現行犯逮捕にも到らなかった自分を本気で褒めたいし、褒めていただきたいですよ。
こんなやり難しなくても、名作なんですから。ドイル氏は天才なんですから。
今読んでも、色あせない推理の傑作ですから!
古典なめんなよ!
まずないよないと思いたいけど、
例えばの話として、例えばだからね、
※以下妄想
ドラマ『シャーロック』視聴者の女子が、
「あのドラマ面白いから、原作も読んでみよー」
とか思った若い女子がいたとして、カバーにつられてこの書籍を購入し、
「ぜんぜん違うよね、原作ちっとも面白くない」
とかって言いだして、ポイッと読みかけの本を投げ、
二度とページを開くことなく一生を終えるようなら、
※妄想終了
また僕は発狂します。
掴みかかるかもしれません。再犯逮捕ですよ(一回目も未遂だけど)。
ビジュアル重視でカバーとか変えないでほしいんですよね。たかが装丁、されど装丁。
ホームズの世界観は、あくまでヴィクトリア朝のあの時代の、シドニー・パジェットが描いた挿絵のままであり、それが全てです。
要素のない情報を読者に与えて、世に残っている作品の素晴らしさを安っぽくしないでください、お願いですから!
それをしたいのであれば、原作をフルでリスペクトしたBBCを超える和製を創り上げてくださいよ、頼むから!
ぜぇぜぇ…
ということで、今回記事にするにもあまりにもややこしい月9ドラマ『シャーロック』には、始まってみて、実は副題が付いていることに気付きました。
『シャーロック アントールドストーリーズ』
が正式タイトルだそうです。
気になった副題、調べてみますよ。そりゃ、調べますよ。
UNTOLDとは
意味・読み方
話され(てい)ない、語られ(てい)ない、数えられない、莫大な、計り知れない、はなはだしい
この中で、一番解釈として正しいのは、最後でしょうか?
甚だしい物語。…観てないから言いませんけどね。
ややこしいから副題付けたのか、英国サイドからストップかかったのか、単なる逃げなのか。
この中で、一番解釈として正しいのは、最後でしょうか?
…観てないから、言いませんけどね!
怒りを静めるために、本を読もう。連休、本を読もうと思います。
台風、大変でしたね。
いろんなこと、考えさせられました。