英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

アニメホームズの崩壊 ~まだらの紐~

もうとっくに忘れている方も多いでしょうか…。
実はこのブログの根底テーマはシャーロック・ホームズだったりします。
僕もすっかり忘れて…いません!
ちゃんと覚えてますよ! 英国紳士の話ももちろんしなければと思っています。

しかし忘れていたことももちろんあります。
だいぶ前になりますが、シャーロック対決に結末が付きました。
ドラマのシャーロックがあった事実、皆さん覚えているんでしょうか?

 

ukgentleman.hatenablog.com

 
ディーンにとっても黒歴史
ま、こっちはいいんです。

今回はこちらの話。

 

ukgentleman.hatenablog.com

 同時に始まった『歌舞伎町シャーロック』ですが…この度(ようやく)最終回を迎えました。


別にもう書かなくてもいいかなーとも思いましたが、時折触れてはいたので、最終話だけでもちゃんと書くべきかなというこのコンプリート体質からくる脅迫観念。
書くことにします。

それにしても、2クールは長かった。それはもう、それはもう忘れていました。こればっかりは忘却の彼方でした。

ということで、たまりにたまった録画を一挙見しようとぽちっと再生するに至るわけですが…苦痛!

貯めてしまった自分も悪いのですが、それ以上にいいたいのはそのストーリー。

だいぶ内容が薄くなってきています。

アニメにしてもひどいです。

見続けるのは苦行かと思うほどでした。

が、砂を吐きながらやっと最終回までコンプリート。

 

最終回までの苦痛の原因は、見てる側を無視したストーリー展開というか…、カオス?
あと4話分くらい短くてもすっきり終わったのではないかというほどのいらないシーン?
などなど、枠があるから長引かせた感がね。だったら短いエピソードを交えて調整していく1クール目の構成の方がよっぽど見ごたえがありましたね。
何より主人公が精神崩壊ってなんだろう…? カミーユか!

ネタバレを書くのもどうかと思うので、詳しい内容は伏せますが、そこは原作に忠実になりかねなかったんだろうなと思います。御幣はあるかもしれませんが、シャーロックが好きすぎるあまりモリアーティがシャーロックすら巻き込んで暴走してしまいます。この辺は設定を裏切らなかったから嬉しかったな。しかしそういう意味では、初回から犯人が判っててつまらなくなるのだが…。

ちょいちょい原典をモチーフに活かしてまして、

最後はビルから飛び降りて、

その後行方不明となっていたり。

 

ukgentleman.hatenablog.com

 

満たされない自分と同じ感覚をホームズが持っているとほのめかしてみたり、

正義じゃなくて悪側に来ると楽しいぞと促してみたり。

 

そのわりには伏線回収が雑だなと感じた…というか、謎解き回を一回にまとめるな。こっちを置いてけぼりにしないでってば。

 

そいでもってキーとなってた推理落語ですが…、最初っから最後までやっぱりいらんかった。

ねずっちくらいのレベルでよかった。

推理技術じゃなくて、謎かけやる程度の活躍でしかなく…もうちょっと上手にキャラの特技を生かせばればなあと残念に思うわけです。

 

探偵長屋の方に重きを置けばよかったのではと思うわけです。
原作読み直せ!
と叫びたくなるのです。

 

さて、叫んでないで原作読みなおそう。いろいろ薄れてる記憶を上書きしよう。

そう、時折行われる原点ホームズをかする程度にリスペクトしたいく作品。

それは薄れる記憶の上書きの機会だと僕は思っています。

とりあえず最終話にちょっとだけ話が出てた『まだらの紐』から記憶更新です。

 

 


まだらの紐―ドイル傑作集1 (創元推理文庫)

 

そういえば、銀座に同じ名前のバーがあります(ありました、かも?)

一度伺った時の感想ですが、バーの雰囲気は良いです。

ただ、ホームズマニアはいませんでした(あたりまえ)