英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

シャーロック=ホームズ全集

最初に手に取った探偵に、心躍りました。

一冊目は、書物を読むことに関しては寛大だった、親のプレゼントでした。

 


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【緋色の研究 シャーロック=ホームズ全集 (1)】

 

幼少期のプレゼントは、

当時の自分にとって初めて買ってもらったハードカバー。

当時の自分にとってかなり高いハードルの文字量の書籍。「全集」という言葉の魔力。

 

このエピソードにより、

英国紳士に憧れる僕

ハードカバーの書物に心躍る僕

活字中毒の僕

コンプリート体質の僕

間違いなく今の僕を形成してくれました。

 

なんで全集というチョイスをしたくせに、1巻目だけしかプレゼントしてくれなかったのだろうか?

親の策略を感じます。

 

世紀の大発見をしたホームズが、後の相棒となるワトソン博士の訪問の瞬間に、

我を忘れて喜ぶ姿を見せる。

このシーンから、二人の物語は始まっていきます。

 

少年の心を鷲掴みにした、この「二人の英国紳士」の続きを読みたくて、

全集の全部全巻が棚に並ぶことを懇願したのですが、その後我が家に作品が増えて行くことはありませんでした。

 

近所の児童館において、児童図書で続きを見つけたことができたので、運良く僕は全て読むことができるのわけですが、それは1年後の事になります。

 

大人になってから、このシリーズをまさに「大人買い」したことは、言うまでもありません(?)

 大人買いどころか、全精力を好きなモノを追い求めることに捧げていた時期、僕のすべては彼らを手に入れることにだけ向けられていきます。

 

英国紳士のたしなみとして。