新潮文庫 シャーロック・ホームズ全集(CD-ROM版)
WIN95版ではありますが、
実は新潮社からものすごく憧れのホームズ全集が出ております。
先に述べたシャーロック=ホームズ全集は、ハードカバーではありましたが、児童書籍。全集揃えるにはそこそこの経済力が必要となってきます。
全14巻という冊数は、大人買いした僕の本棚に現在も揃えてあるとして、なかなかの幅を要してくれるというのが実情ですが、これらが全て1枚のCD-ROMに納まっているという情報を聞きつけては、
もう喉から手が出るほど欲しいではないか!
ということで、当時の僕は意気揚々と買い求めました。
はい、これすら大人買いです。
もちろん普通には売っていませんでしたので、予約でお求めしました。
帯にあった「永久保存版」の文字はダテではなく、高い買い物ではあったものの、
いつでも読めるホームズとして、僕のバイブルになりました。
クリックすると、次ページにとんで、
めくると同時に紙がパラリと擦れる音がします。
正直いうと、この機能は別に要りませんでしたが、
とにかく薄いCD-R一枚にすべての物語が入っていることにより、読み返すのがとても手軽になったため、人生二度目の本気読みが開催されました。
全60話、繰り返し繰り返し、
ペラペラペラペラ
という音とともに、クリックしていました。
発売当時は1998年。
ちなみに時は過ぎ、今ではAmazon Kindle(アマゾン・キンドル)電子書籍で、
バンバン読めてしまうんですけどもね…
シャーロック・ホームズの冒険 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫)
便利な時代になりました。
でも、こんなものがあり、それの需要があってことでニーズがあるからと思えてもらったのだとしたら、僕の行動もそこそこ貢献にあたいしたのではと、現在は思えているのです。