英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

「シャーロック・ホームズ -Sherlock Holmes-」(映画)

第3作目の製作が発表になり、こちらの英国紳士もかなりの人気なのだなとうかがい知れます。

 


シャーロック・ホームズ(吹替版)


監督はガイ・リッチー
凡人が憧れる英国紳士ホームズをロバート・ダウニー・Jrが、
相棒のワトスン博士をジュード・ロウが演じています。
1作目は2009年の公開。


オカルト的な儀式と共に行われる連続殺人事件を、名探偵とその助手、そしてあの女性として名高いアイリーン・アドラーとが組んで調査するというような話でした。


同名のファミコンソフトを意気揚揚と買い、爆弾をくらってしまったくらいに憧れている凡人ですから、もちろん観に行きますよね。
時代も1890年と英国紳士が存在してとても画になるビクトリア朝というじゃないですか。

間違いなく観に行きますよね!
行きました。確実に映画館に観に行きました。
どういうことなのかは全く判りませんが、記憶にございません。
官僚並みに記憶から抜け落ちております。


凡人は比較的映画好きなので、気になる映画は必ず映画館に観に行くのです。
記憶力もほどほどあるし、読書好きということもあってストーリーを追うのはとても得意なはずなのですが…おかしいんです。
衝撃的ではありました。
武闘派のホームズとワトスン博士に面喰いました。
原作でもオシャレで柔術に長けているのはホームズですが、

そのホームズ先生よりもドクターの方がファッションに気を使っていて武闘派だったりする、ジャンルとしてはアクション映画でした。


思い起こせば、ドクターは軍人でしたものね。

軍医とはいえ、戦地に赴いていたのです。それなりの訓練はしていくのだろう、きっとそうさ。
原作のイメージとはかけ離れ過ぎていたため、慌てて納得のいく説明を苦し紛れに絞り出す僕。

肉体美を見せつける二人。本格的格闘シーンが始まる映画。
ダメだ、もう僕の知っている英国紳士はいないよ!

ということで、きっとこの映画は凡人の記憶から排除されたのであろうと予想されます。
憧れは格闘家ではなくて、頭脳派だったようです。

 

そういえば「シャーロック」でもカンバーバッチ・ホームズの格闘シーンはちゃんとあって、それなりにお強いのですねという描写はあるし、

アドラー宅の近くで、ジョンに喧嘩をふっかけて逆にジョンにコテンパンにやられそうになるし、両方とも武闘派であってもいいんですよね。


なぜこの映画のこのホームズだけは僕の脳が拒否しているんだろう? うーん。

ちなみに、2作目も劇場へ脚を運んでおりますが、やはり記憶しておりません。
なんかこう、腑に落ちない部分があるのでしょう。まったく見た覚えがなくて…。


こんな凡人ですが、3作目もたぶん観に行きます。