凡人の生存確認7 ~大切なことはすべて漫画から~
新型コロナウイルス感染拡大対策の影響を受け…
すべての枕詞にこれが付きまとって、
すべてがこの枕詞で許されるような世の中になってきてますね。
そしてついに中止が決定してしまった夏の高校野球…。甲子園好きの凡人にとってのビックニュースであり、なかなかのショックです。
学生生活という短い期間の中で、チーム戦で一丸となって勝ち取る優勝。僕の大好きな要素が詰まっている夏のイベント。
毎年楽しみに成長を観ていた者にとってもつらいのだから、当事者たちはどれほど…と思ってしまいます。
無観客でもいいからやってほしかったというのが本音です。じゃないと心を切り替えるポイントができない消化不良のままで卒業してしまうことになるから…。
心から、残念です。
スポーツ観戦で毎年楽しみにしている夏の高校野球(春は選抜なので熱狂とまではいかない)と正月の箱根駅伝。
期間限定というのが僕の中にある絶対条件のようで、高校野球は好きだけど、プロ野球は興味ないし、箱根駅伝は好きだけど、ニューイヤー駅伝は観ません。
どんなにがっつり数年間の成長を応援してきても、プロになったり実業団に入ると急に興味がなくなる…。とか言っているのに、一つの学校を応援しているというわけでもなく、ただただそこで頑張る選手たちに着目してしまいます。
どちらかというと高校野球というよりも甲子園に挑む球児や箱根を目標にしているランナーに憧れているのかもしれません。まあ、体育会系はつらそうなので部活断念しているし、野球に携わったことないんですけどね。
そんな部活で受けるしごきから避け続けた人生で、僕にスポーツのルールを教えてくれたのは、漫画です。漫画はすべての教科書です。漫画を読みまくれば、大抵の知識は身につくと思っていました。無敵だと思っていました…。
幼い凡人にサッカーのルールを教えてくれたのは、もちろんこれ。
キャプテン翼 文庫版 コミック 全21巻完結セット (集英社文庫―コミック版)
今ではすっかりルールもボールの色も変わってしまいましたが、お世話になったバイブルです。当時あり得ないだろうと思っていた必殺技は、実は世界一流の選手ならできるということを知り驚きました。
そして野球を学んだのはこちら。
キャプテン 文庫版 コミック 全15巻完結セット (集英社文庫―コミック版)
なんだろう? 僕はキャプテンって言葉に弱いのか? …そういえば、ハーロックも読んでいる…。
ケガや卒業で部長(キャプテン)が入れ替わること、部活動の野球におけるチーム内の思いなんかをこの作品で学びました。とてつもない名作。
今読んでも泣けます。そういえば野球のルールってこのころからあまり変化していないな。
それともう一つ、甲子園とくればこちらのほうが有名。
タッチ コミック 完全版 全12巻 完結セット(少年サンデーコミックススペシャル)
『めざせ かっちゃん 甲子園!』
世の中の男子が甲子園に憧れ、幼馴染に憧れ、家の隣の喫茶店の娘は美人で料理が上手で部屋まで起こしに来てくれるものだと妄想するきっかけとなった偉大なる作品です。
野球のルールうんぬんより恋愛要素が強く、かっちゃんは序盤で登場しなくなり、テレビアニメ版は新体操のシーンしか印象に残っていないというような作品でもあります。
※個人の感想です。
それでも一敗したら甲子園は終わってしまい、夏が終わってしまうということを印象付けられた作品には違いないです。…たぶん僕が春の選抜に興味がないのはこれのせい。
あだち先生、最高!
敬意を払って、先日あだち作品三連発読みました。
『タッチ』と『陽あたり良好!』と『H2』。
頭の中ぐっちゃぐちゃになりました。なんで全部野球漫画にしてしまったんだろう…どうして登場人物が全員同じ顔なんだろう…。
ああ、あだち先生、最高!
そのせいで全巻あるけど、まだ手を出せていないのがこれ。
頭の整理がついたら、楽しく読みたいと思います(あ、一回は読んでます)