英国紳士を考察14 ~脱・英国紳士~
ロイヤルファミリーが炎上しております。
ヘンリー事変です。
英国紳士に憧れる僕としては、かなり衝撃的なことではあります。
ダイアナ妃の忘れ形見としては、どちらかと言われると僕は兄ウィリアム派です。
自分の子供に対する彼のコメントに、英国紳士たるものを感じてからの信者です。
息子が生まれたときは「僕よりも頭髪があるよ」という自虐。
娘の髪型に関しては「僕の頭ではポニーテールの練習ができない」という自虐。
惚れてまうやろぉ!
片方の髪だけ伸ばして、無い頭頂部に無理くりくっつけて頑張っているふりをしているバーコード親父に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
これくらいの自虐が紳士だと思う。ハゲ散らかしているより潔し!
そんな理由から、英国紳士として尊敬する兄に対し、僕のヘンリー王子への評価は割と低い。実は英国紳士?とも思っています。
兄に比べるとかなり破天荒なことをして、スキャンダルバリバリで驚かせてくれる次男ヘンリー。
逆にあれだけお騒がせをやっているのに国内においてこんなに人気が高いというのも不思議なほどです。
軍人という経歴からか、笑顔なのか、境遇なのか…。
しかし結婚してからというもの、わりと落ち着いたんじゃないかという印象でした。
日本にまで流れてくるようなスキャンダルは減ったし。
いや、メーガン妃がさらに叩かれるようになったから、薄れたというのが正しいのでしょうか?
ヘンリー人気が高かった分、結婚のときはひどく揉めました。
揉めた理由はいろいろありますが、英国王室においての数々の異例が主な原因でしょう。
アメリカ系であり黒人の血があり離婚歴があり年上であり女優だったということ。
他にも「それは難癖というのでは?」というようなひどく小さいことに拘ったイチャモンみたいな理由も結構ありますが、だいたいをまとめると
『キャサリン妃(兄のウィリアム王子の嫁)と比較して、ロイヤルファミリーっぽくない』
というところなんだと思います。
メーガン妃はヘンリー王子の母親であるダイアナ妃を尊敬しているということを公言していたりするんですが、僕のイチャモンはこの辺ですね。
ちっとも尊敬を感じない振る舞いが多いぞという点。
ちなみに、僕はダイアナ妃を尊敬している一人でもある。
さらに、言いたいのが金遣いが荒いぞとうところ。
日本の天皇家といっしょで、彼らの生活費なんかは国民の税金によって支払われているわけです。
当然、ウェディング費用なんかも。
そりゃ、ロイヤルファミリーっぽく広く国民にお披露目するという意味もあるわけですから、ある程度の費用は仕方ないと国民全体が思っているんでしょうけど、継承位順に高い方が納得できますよね。
それが逆転しているんだから、まあ叩かれてもしゃーない。
そんな小さなことはうんざりだとでも言いたいかのように、今回「経済的に王室から離脱する」という発言です。
できるのか?
お前らの今まで築き上げてきた金銭感覚を自活でやっていけると思っているのか?
庶民レベルまで戻せるとでもいいなさるか?
数年後に、離婚してアーチーの親権を争って裁判起こして、てんやわんやで王室に戻ってくるってだけじゃないのか、ヘンリーさん!(※離脱間を出してみました)
さすが破天荒!
脱・英国紳士の行く末を見守ろうと思います。