英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

凡人が憧れて18 ~紳士の嗜み~

僕がこんなに酔狂なブログをしていることは、身内にはもちろん、友人にも誰にも絶対に一言だって言ってません。

たどり着いてくれたみなさま、ホントに感謝しております。


なのにですよ!

どんな手を駆使したのかある友人がここに辿り着きました。

本当にどんな手段を使えばここに行き着くのだろうか? 

もはやストーカーじゃないのかと疑ったほどです。

…こわいよ、マジで。

 

「普段思っていることはあまり口にしないタイプの人間なのに、ブログでは思ったことばっかり語っているんだね」

と言われました。
よ、読み込まれている…。

…そんなに実在する人物とのギャップがあるとは思っていいませんでしたけど?

「なんかいろいろ知ってるなーと思ってたけど、あんなことにまで詳しいと思わなかった」

とも言われました。

…僕としてはこのブログまで知ってるほど僕に詳しいお前の方が怖いんだけども?

 

とはいえ、彼は自分の知識の中にあるイギリス発祥のものを教えてくれました。

一つはラグビー

ワールドカップ期間にちょっと書きましたけど、ラグビーの観方を教えてくれたのも彼でした。ただし教えてもらったのはずぅっーーーーーと前だったため、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』が始まるまでその知識は忘却の彼方へ追いやっており、取り戻すのすっごい大変でした。

 

ukgentleman.hatenablog.com

 


欲しい時に知識が得られないのはなかなか辛いですね。
しかしホームズさんが、言っています。


私は人間の脳を「何も置いていない小さな屋根裏部屋」のようなものだと考えている。愚か者はその部屋に大量のがらくたを詰め込んでいき、そのうち役に立つものがどこにあったかわからなくなってしまう。必要な知識を探そうにも、いらない知識ばかりで混乱してしまうのだ。
一方、賢い者はその屋根裏部屋に何を入れるかをよく考える。彼が入れるのは仕事に役立つ可能性のある道具だけで、それも完璧に整理整頓された状態を保っておく。

そう、忘却は決して悪いことではない! 

引っ張り出せればいいし、出せないのなら新しい知識で満たせばよいのです!
先生の言うことを鵜呑みにし、大抵の都合のいいことは忘れることにしています。人生を豊かにするためのコツです。

 

ということで、ラグビー日本代表のベスト8まで勝ち続けたことを祝賀するパレードが行われました。

勝手にバスの二階部分に乗って手を振ってゆっくり進むだと思ってました。ごめんなさい。
…まさかの黒スーツでの行進ですよ。あ、歩いている!


どうしよう、かっこいいぞ!

 

なにかしらスポーツに特化された方は判ると思いますが、日本代表ほどの実力と肉体を創り上げたとき、そこらへんで見かける吊るしの服とかは全く入らない規格となります。


(151)世界一簡単なスーツ選びの法則 (ポプラ新書)


スーツになるとホントに大変。
脚だけ太いとか首周りが太いとか、ラグビー選手となれば胸板の厚さなんかも含めてスーツはもう自分専用のちゃんとしたものを作らないと形が悪くなるのです。
だからあれだけ身体の仕上がった選手が、おそろいスーツで歩くなんて姿、かっこよくてしょうがない。団体でいるとさらにすごい。


アオキとかコナカとかスーツカンパニーくらいのCMにでも使えそうなほどのクオリティー
もしくはアルソックとかSPの会社でもいけそうだ。

MIBでもいい(女性のは認めない)!


メン・イン・ブラック 4ムービー・コレクターズBOX(ブルーレイセット)(初回生産限定) [Blu-ray]

 

紳士の嗜みたるスーツ。

英国紳士といえばスーツ!

ひとつくらいはオーダーメイドした方が良いのだなと激しく思いました。


…恥ずかしながら、喪服くらいしか作ってない凡人。別に規格外の体つきなんか求めてないしさー。

 

それで憧れていると言えるのか、英国紳士に!

だって体型って歳とともに変わるじゃないですかー(もはや維持する気はないヤツの発言)。

スーツを着こなすような仕事してないし、なんならカジュアルで生きていければいいのにという思いから今の仕事してんのにさー。

 

今後だって、別にノーベル賞とかとって表彰される予定ないし、燕尾服だってつくる機会ないしー。

 

ああ、そうだそうだ。
ノーベル化学賞受賞の吉野彰さん、おめでとうございます。

今では我々が普通に使っている電池の開発をしていただいたことは、化学賞と同時に平和賞も贈呈していいんじゃないだろうかと個人的に思っているほど尊敬します。

 

そしてテレビなどでノーベル賞授賞式を見て興奮しております。

だってほら、燕尾服着て、勲章して、キリッと立ってる紳士がずらっと並んでいるじゃないですか。

これはもう、憧れが総動員の縮図なんですよ。圧巻というヤツです。
ラグビー日本代表のパレード(そういえばなんで車じゃないんだ?)が、質で勝負なら、
ノーベル賞は量で勝負されている。

実際の開催地はスウェーデンだから、英国紳士ではないんですが、正装が映えるのはやはり外人の装うタキシードです。

もちろん日本でも勲章を授与するといった式典はあるんですけど、なんか違うというか規模が違うというか。

日本人の燕尾服はどうも「着せられている」感が否めない!

卒業式の校長とか来賓の服はもはやコントだもの。コスプレだもの。

 

だから僕には燕尾服は必要ないと思う。笑いものになるのもいやだし。

外人が和服着ているのにも笑い出しそうになるんだから、これはもう慣れるしか…無理だな。競技としての道着とか袴とかでもやっぱり違和感あるって感じます。オリンピック柔道なんてほとんど外人ばっかりなのに。

プーチン大統領やスティーブン・セガールにも未だ馴染めていない僕は古い人間だ。