凡人が憧れて16 ~いい夫婦の日の魔力~
11月22日というのは、こんなにも国民に圧倒的支持される日だったでしょうか?
週末になると、各局こぞってその週のエンタメを一週間分まとめた情報を流します。
11月22日は正確に言うと2週前なんですが、芸能界ではこの日に入籍をしてそれを後日報告した人たちのラッシュが続き、まとめの報告は今週になってました。
いい夫婦の日に入籍。
令和最初の、
大安だったから、
皆さんこぞって入籍。
まとめられると、こんなにもこの日を狙って結婚を考え出すのだなというのが明らかになります。
なかでもオードリー若林の結婚の報告は僕の中でも衝撃で。
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少し前まで
「なにがいい夫婦の日だよ」
とか、いつもの薄ら笑いで、ガラス玉のような目で、バカリズムと二人で、円満など自分には寄ってこない単語だとディスっていたあの若林が…。
架空の嫁が見える友のナイナイ岡村がの凹みようがわかります。
時間がかかるので1回しか聴かないと決めているオールナイトニッポンを、二回も聴いちゃいました。
若林結婚発表までのくだりなんか、そこだけ3回も。
めでたいことなんだけど、なんか納得いかない。
若林らしくない。
オードリーらしかったことだけは認めるけど。
まさにベストパートナー。
春日の結婚には大いに喜んだくせに、自分の結婚は春日に隠しておくという若林のらしさ。
くそ、大好きだ。
ちなみに、今年のいい夫婦の日に選出されるベストパートナーは、全く注目されませんでした。
東MAX & 安めぐみ
高橋秀樹 夫妻
あと一組はややこしいけど、料理屋「高はし」の高橋夫妻だそう。
同日に他の人たちが注目されすぎて、受賞者が注目されない。
なんてかわいそうな…。
しかし高橋秀樹はどちらかというと娘と一緒にテレビに出ていることのが多いから、ベストパートナーは嫁じゃなくてどちらかというと娘では?と言う気もする。
東MAXは、後輩芸人に話題をかっさわられて残念ですなぁ。
そんなこんなで、僕は芸人がとても大好きです。
劇場にも結構足を運びますし、単独ライブをやるとなったら、推している芸人さんはなんとかチケット取るようにがんばるし、年末の賞レースなんかも必ず録画してネタをチェックします。
芸人さんはテレビに出て、一線を越えるほど売れるとどんどんネタをやる番組に参加してくれなくなるので、そういう意味で僕としては悲しい風潮です。
さて近いところで言うと、「The W」が来週あるわけですが…
これだけが納得いかない!
なぜ女性限定なんだ?
M-1のMはメンズなのか?
男女コンビはどっちにもでれないのか!?
僕は女性芸人が面白くないといっているわけではないです。
第一回のR-1ではだいたひかるが優勝しているわけだし、
M-1にもちゃんと女性2人コンビが決勝に残って…これは黒歴史なのか? 女性ならではの面白さはぜんぜん活かせるはずです。
ただ、女性限定にすることで、急に笑いの威力が下がってしまいます。
ぜひこのシステムを止めていただきたいのです。
もっとネタを披露する番組を作りたいなら、U-10とかの若手限定だったり、逆にオーバー枠の大御所限定だったりいろいろとできそうなのに。
そして最近のお笑い番組で一番許せないのは、ウケているシーンで観客のアップに切り替えるところです。
いらん!
だれやねん!
ボケたときの相方の表情とか、受けたときの二人の反応とか見たいんだよ!
そしてその笑いも切り張りなんだろうなという不自然感、違和感。
別の笑いのときのをインサートするの、ほんとに止めて。
笑いの足しも止めてくれ。
そして悲鳴も止めろ!
ネタじゃ!
ウケる・スベるは判るけど、悲鳴ってなんだよ!
お笑いを愛しているからこそ、お笑いを誤解されたくない僕の叫び。
まあ、捻じ曲げられた笑いを観ることが多くなったから、ライブに必ず行くようにしているというのも事実なのだけど。
オンエアバトル、復活しないかなー…。
爆笑オンエアバトル(10→11)―1999→2010「史上最もシビアなお笑い番組」の11年をコンプリート!! (Gakken Mook)