アンソニー・ホプキンス(Anthony Hopkins)
観たい映画は映画館で観るようにしています。
DVDで観るのもいいのですが、やはり迫力ある映像で観たいというのが理由です。
あ、だからといってアクション物ばかりということではなく、普通にミステリーとかでも大画面で観たい人です。
邦画では監督や脚本家、製作チームなどで作品を選んだりするのですが、洋画は出ている役者さんでチョイスするパターンが多いです。
彼が出ているとなると、観に行かなければ!という気になります。
例え端役でも…(今はあまりないけども)。
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『羊たちの沈黙』ももちろんですが、『ハンニバル』がすごかった。
ちょっと観るのやめたくらい。怖かったなー、レクター。
しかし僕が一番お勧めしたいホプキンスの出演映画は『マスク・オブ・ゾロ』。
ストーリーこそありきたりなので、映画単体は面白くはな…じゃなくて、寝そうに…じゃなくて!
印象に残ってはいないのですが(これもどうなんだ?)、なにしろホプキンスがカッコイイ!!
ゾロとフェンシングをするシーンがあるんですけど、それまで老人くささいっぱいで立っていた人が、勝負となったとたんにスッと胸を張って、背筋を伸ばしてキンキンキン…というシーンです。
なぜサーベルを持った瞬間にアレだけ動けるようになるのか…、そのくらいの豹変振り。
惚れてしまったよ…。マジで。
主人公よりもぜんぜん魅せられました。すまない、バンデラス。名前だけは好きな部類だったよ。
でもおかしいぞ、この作品はアメリカ映画、僕はそんなにお好みじゃないはず。
と思って調べてみると、
「ホプキンス、英国紳士やーん!(※イギリス出身)」
どーりでお顔立ちが気品に満ち満ちていらっしゃる。
立ち居振る舞いがスマートでいらっしゃる。
お歳を召してなお、ジェントルでいらっしゃる。
どう考えても英国紳士でしかありえないじゃないですか。
そしてドはまりしてしまうという、周りが引くほどの影響力。
ちなみに現在は、アメリカの市民権を得ています。
そうなんですよ。
不思議なことに僕はけっこう英国紳士を言い当てます。
というか、
「お、この人カッコイイ! 惹かれる」
という感情が起こるとだいたい英国紳士だったりします。
それは俳優さんだけではなく、歌手だったり、作家だったり。
例えばシャーロック・ホームズとなるとイギリスでの制作だろうなーと予想できてしまうのですが、そういうことではなくて、たまたま観た映画がすごく心に残ったのであとで調べるとイギリス制作作品だったということなんてのもあります。
心のどっかで常に憧れてんのかな、英国紳士に。
と同時に、もう一つ不思議な現象があります。
もちろん日本国内にファンとなる人たちもいますが、その人たちもだいたい北海道出身です。
例えば芸人さん。
「お、面白いこの人たち!」
と思って調べてみると、北海道の方だったり。
曲もそう、漫画家とかもそう。
もはや自分のルーツが北海道にあるんじゃないかと思えるほどに、北海道に常に惹かれます。
英国紳士には絶対になれないなら、せめて国内における英国に近い場所を探しているのでしょうか。
でかい島国という意味では、似ているのか?
イギリス(グレートブリテン島)の面積
209,300 km2
北海道の面積
83,450 km2
…違うな。
いつか自分でも納得のいく共通点を見つけてみようと思います。