英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

グスターヴ・ホルスト(Gustav Holst)

クラシックはお好きですか?

 

音楽はガンガンにヘドバンするロックばっかり聴いているのですが、クラシックもたまに聴きたくなる人です。

ただ、そんなに詳しくはないので、わかりやすい作曲家しか知らないです。

教養のなさは、正直品格に出ますよね。歳をとるとクラシックが好きになるのは、品格を身に付けたいからなのか、落ち着くのか、ただロックに身体がついていかないのか…。

 

名曲を残しているから、名前が残っているのであって、名前を覚えてもらえるのです。

あるいは何百年もたった今となっても、CMなどで使われる曲で耳馴染みがあって、作曲家の名前も曲のタイトルも知らないけど、曲は聴いたことがあるというものもありますよね。

っていうかクラシックの曲のタイトルなんてもはや製造番号やら記号でつけるから型番でしかないのも問題。

音楽のテストでよい点が取れなくなって、音楽が嫌いになる子供の原因ってかなりアレのせいだと思っています。

例えば、昔のファミコン音楽なんて、実はクラシックをモチーフに造られているものばかりです…言い過ぎました、わ・り・と・です。

 

だから、曲名じゃなくて

 

問題:名作ゲーム『チャレンジャー』の1面で使われている曲の元となっているクラシック音楽の①タイトルと②作者を答えよ。

 


チャレンジャー [3DSで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]

 

問題:名作ゲーム『デビルワールド』のスタート音楽の元となっている~以下略③~

 

[
デビルワールド [3DSで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]

 

問題:ハイパーオリンピックのOP曲の~以下略④~
 ※こちらはクラシックではないけど、イギリス映画のテーマ曲

 


ファミコンソフト ハイパーオリンピック

 

という設問があったとしたら、

解答欄は埋まると思うわけですよ。あくまでも偏見ですよ。
(ちなみに答えは、この記事の最後に書いときます。答え合せしたい方はどうぞ。思い出せない方は、ファミコンを引っ張り出して、ゲームからやってみよう! まあハイパーコントローラーはないだろうから、ハイパーオリンピックは間違いなくOPしか聞けないだろうけど)


ホルストは、そんな中でも名前は知らないなぁという部類の作曲家かもしれません。でも曲はとても有名です。

僕が尊敬する英国紳士の一人です。

 

…あ! 久々に英国紳士の話だ!(衝撃の事実)

 

実を言うとイギリスの有名作曲家は少ないと思っていました。

ネットという素敵で有り余る知識をオラに分けてくれるツールを使って、実は知らないだけで山ほどいるのかなということを検索してみると、やっぱり少ない事実。その中でのホルスト。僕はファーストネームが好きなので、グスターヴと言うことが多いのですが、するとまったくといっていいほど誰からも認識されません。知名度皆無。カッコイイのになぁ。
さて、このグスターヴ、何を作曲したかって言うと、こちら。


ホルスト:組曲「惑星」(MQA-CD/UHQCD)(完全生産限定盤)


木星(ジュピター)』があまりにも有名ですよね。


Jupiter


まさか歌詞をつけてカバーされた曲の方が売れているという世が来ることになるとは思っていませんでしたけども。
ゲームもそうだけれど、いい曲というのは時がたっても誰かが後世に残すためにいろいろと手を加えるんですね。いや、名曲だからこその喜び。もっと作者の名前が有名になっていいのに。…ちょっとかわいそうだぞ、グスターヴ。『惑星(組曲)』を作曲した偉業を讃えて、『小惑星ホルスト~』という曲のタイトルにもなっているのに、地味。

※ちなみにこんな人。



すらっととしていて繊細そうでいかにも音楽家というか、滝廉太郎を外人にしたら版というか(失礼な言い方)とにかく神経質そうです。

僕の敬愛する英国紳士そのものにかなり近いかもしれません。

 

それもあってなのか、『惑星』は学生の頃から僕も大好きでヘビロテしておりましたが、個人的には『木星』ではなく、『海王星』が一番僕好みです。FULLで聴いたときに一番耳に残ったのが火星。そして頭の中で鳴りつつけるのが、海王星でした。考えてみれば、海王星という曲のせいでオルガン音源にはまり、どうしてもパイプオルガンを弾いてみたいという謎の拘りを持ち始め、エレクトーンを無駄に習得して、実際に教会でパイプオルガンを弾かせてもらったという過去があります。

今思えば、何をやっているんだろう。相変わらずよくわからないものにハマる傾向の凡人です。英国紳士に惹かれると、どっかで道を踏み外すのだろうか…?

 

これこそホントの余談ですが、ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトフランツ・シューベルトオーストリアフレデリック・ショパンポーランドの、ルードヴィッヒ・ベートーヴェンはドイツの作曲家となります。音楽室に飾られていた肖像画が印象的な作曲家の代表格にもイギリス作曲家はいません。

この四人も、僕はファミリーネームじゃなくてファーストネームで呼ぶことが多いです。なぜってファーストネームの方がカッコイイ人たちだから。ファーストネームを呼ぶようになったのは、モーツァルトって人はその父親も意外と有名な作曲家だからという理由なんですけど(多分曲としては聴いたことのある名曲がいくつか)、何よりも『アマデウス』の影響ですね。


アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]

 

ヴォルフガングって呼ばれると、すごく強そう。
なんかこう、超合金みたいな? 
メカっぽい? 
しません? そんな感じ? 
ん?

僕だけか?

 

ヴォルフガング VS グスターヴ

すげー観たくなる一戦ではないですか? 
ん?
僕だけか?

 

 

解答はこちら

①【曲名:軍隊行進曲】 ②【作者:シューベルト】 ③【曲名:くるみ割り人形】 ④【曲名:炎のランナー