英国紳士を考察8 ~生・英国紳士・ハーフ@日本inジャパーン~
増税は英語で書くとZOZOタウンに似ている…
ZOZE
うん、どうでもいい!
生活にぐいっと入り込んでくる魔の苦しみ、増税。とうとう本日より施行されてしまいました。
今回は2%の増税とか言ってますが、どうせこれからどんどん上がっていくんだろうし、軽減税率もまったくもってうやむやなままで始まってしまった感が否めません。
あ、そうそう!
増税詐欺などいうのも増えているらしいです。お気をつけて。
法律が変われば新しい詐欺が増殖する時代になってます。
年号が変われば令和詐欺。
休日が増えたら今年だけの詐欺。
増税で消費税詐欺。
もう、詐欺の種類が多すぎて、逆に詐欺をしている人たちを尊敬してしまいます。
その想像力、新書とか書いて幻冬舎とか岩波新書に売り込んだら意外とトレンド入りするほどの書籍になるんじゃないだろうか。法を犯さない活かしどころに辿り着けないのが敗因なのでしょうか。もう一歩未来を見ようぜ、詐欺の人。
とはいえ、日本消費税はまだまだ低いわけでして(なんだこの落語のような段落切り替え)。
英国から帰ってきてこっちに居座ってしまった元英国紳士の友人は日本の消費税は低いだけで面倒という見解をお持ちのようです。本人が言ってます。
ちなみにこの友人、純粋なイギリス人でないハーフなので、日本語ペラペラ。紅茶よりも、麦茶でまったりするタイプ。僕の理想である英国紳士とはかなり違うので、僕からハーフ紳士と呼ばれて腹を立てています。
せっかく(失言)英国に住んでいたのに日本人の嫁をもらい日本に移住してきました。髪と目の色が日本人ではない、リカちゃん人形の家族として売り出されてるみたいな見た目の男の子も生まれ、ばっちり日本人になってます。彼の息子のことはクォーター君と呼んでますが、これも怒られます。あ、仲は悪くないです。
ハーフ紳士の言い分ですが、
日本の今回の増税、軽減税率が半端だから良くないとのこと。
もっと生活必需品と嗜好品に税率の差をつければ税を意識して買い物するようになるというのです。
イギリスでは税の有無で20%の差がついてるのだそうですから、一律8%から急に対策を打ち出した日本とは根本から違うのでしょう。
全身嗜好品で形成されている社会不適合者の僕ですが、増税はかなり痛手です。
ゲームやら書籍やら、異常に買い込んでいます。まずはこのあたりから減らすべきなのでしょう。タバコはやらない(やめた)からまあ関係ないとして、最大のピンチはアルコール。
家ではまったく呑まない僕ですが、外に出歩くことが多いです。
誘われたら行っちゃうし。
減らすかなー。誘われても行く回数を減らそうかなー。
でも酒の席というのは知識の場だし、人見知りの僕からしたら交流の発展は酒の席と酒のせいでしかありえないわけです(ダメ人間のよくわからない理屈)。
そうそう、なんならハーフ紳士ともバーで知り合いました。
僕が飲んでいたら、やたら英語で話しかけてくる外人が絡んできたので(ここだけ聞くとやっすい恋愛マンガのフラグのようだけど)、
「日本語以外話せないから!(ヒアリングは出来る)」
ときっぱりはっきり容赦なく突っぱねたところ、
バリッパリの日本語で、
「じゃあ、私となら話せますね~。カンパーイ」
と陽気にグラスを傾けてきたのが、僕が名付けたハーフ紳士。
今思えば、あいつ何がしたかったんだろう。こちらの英語スキルを試したかったのか、自分の日本語スキルを利用したのか…。
ともあれ変わった出会いを吹っかけてきたフレンドリーな外人だったので、いまだ仲良
く呑みに行ってます。
あ、なるほど。
確かに外人嫌いの僕が力いっぱい威嚇したけど、その後はすんなり付き合っているな。
あまり悪い感情も印象も持ってないのは事実。
これがスマートということか。
まさに英国育ちのスマートなふるまい…イヤイヤ、だまされるな! あいつは日本をこよなく愛する似非英国紳士、ハーフ紳士だ。
中村主水なみに大福を美味しそうにほうばる英国紳士なんて認めない!
認めはせん!
必殺仕事人DVDコレクション 108号 [分冊百科] (DVD付)
※いや、中村さんが大福大好きという初期の設定、誰が覚えているだろうと本気で心配。
それでも僕の英国紳士最新情報は、
彼の提供によるものが多いのは否めません。
増税に伴い、呑みの回数を減らそうと思ったやさきなのですが、
このブログに最近失われてきた英国紳士感を取り戻すべく、
そしてラグビーの話がしたいので!
ハーフ紳士との飲み会は増えそうです。