凡人が憧れて3
近年、本を読むという需要が減っているのは出版業界においての悩みです。
僕はコナン・ドイル作の探偵に出会えたのは書籍の存在によるモノですが、
「コナン」という単語で漫画である名探偵コナンが生まれ、その「コナンくん」がすべて探偵モノで構成されているという事実を知らない人達が多いのだと気付かされます。
僕の好きな「コナン」は、言うまでもなくドイル氏です。
だから「名探偵コナン」はタイトルでもちろんどんな話なのかが分かります。
「金田一少年の事件簿」だって同じことです。
子供になってしまった工藤新一君も、追い詰められた結果、
江戸川乱歩→江戸川
コナンドイル→コナン
と自分を偽ります。
世にある超が付くほど有名な探偵小説作家の名前で構成されているんです。
正直そこが「面白い」ところなんです。
毛利探偵事務所も「モーリス・ルブラン」の毛利ですし、
蘭ねーちゃんだって、「ルブラン」のランです。
阿笠博士は言うまでもなく、
灰原哀は「アイ」じゃないですか。アイリーンなわけですよ。
ただこの漫画において、最近主役級に人気を上げている
「安室透」が問題です。
僕は小説好きであり漫画好きであり、そして声優好きでもあります。
なので、なので!
漫画の「名探偵コナン」に安室が登場したことで、
いろんなことが混ぜ込まれ始めてしまいました。スーパーミックスです。ブレブレです。言うなれば、スーパーロボット大戦みたいな(わかりにくいよ!)状態です。
安室透が降谷零なんです!
ゼロの執行人でいいじゃないですか!
永遠のゼロでいてくれていいよ!
取り乱しました。
しかし分かってもらえる人に対してのこの憤りを伝えたくて、
本来なら書かない記事を書いてしまいました。
ということで、英国紳士に憧れる僕ですが、高校生探偵の方もチェックしております。