英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

凡人が憧れて6

英国紳士はきっと、上品にお茶も嗜むものだろう!

 

そんな思い込みから、僕は昔紅茶にはまりました。

紅茶といっても、安易にひとくくりになんてできず、

茶葉の種類やフレーバーなど組み合わせは無限です。

値段もピンキリで、これがまた幅広くあるものなので、

お手頃な価格で自分の好みにあったタイプを選ぶのがはまり続けるコツです。

 

憧れだけの凡人は、あっさり高い茶葉を買い出してさんざんな目に合います。

 

さらに茶器。


shopparadise 高品質ホウケイ酸ガラス急須 耐熱ティーポット 大容量紅茶・花茶急須 650ml/960ml/1300ml 温度の急激な変化に耐えます 蓋・こし付き クッキングヒーターで加熱可

 

熱湯を注ぎ、茶葉が上下する現象「ジャンピング」が見たくて、ガラス製を購入。

ジャンピングの間に冷めないようにカバーをかけたり、

注ぐためのカップとソーサーにもこだわったり。


ウエッジウッド(WEDGWOOD)  ワイルドストロベリー ティーカップ&ソーサー ピオニー5客セット [並行輸入品]

 

お気に入りはウェッジウッド

ソーサーとカップ(中)の柄がいっしょだとテンションが上がるのです。

 

この辺の知識はというと、たいへいこれの影響です。

 


紅茶王子 1 (花とゆめコミックス)

 

漫画かよ!とか思わないでください。

少女漫画とはいえ、

この作品はキャラクターの名前が紅茶からとっているのです。

その茶葉の特徴などもふまえて作画されているところがとても良かった。

(いや、後半どうみても無理矢理感を否めなかったというのはありますが)

内容は主人公によって造られた紅茶同好会の話がベースになっているので、

紅茶の入れ方を初歩の初歩から教えてくれます。

 

そんなこんなで、好きな茶器で美味しい紅茶を入れるのにはまった2年間。

時がたてばいろんな趣味は排除され、かつて趣味だったモノは場所を取るだけのものになるのです。

 

「片付けなさい」

引っ越しを理由として、先日より少しずつ身の回りの整理をしなければならなくなった僕ですが、茶器一式の処分を言い渡されました。

実家に置いてあるお気に入りのカップも、5客揃っているので売りに出すとのこと。

残念です。

しかし、母の一言には逆らえずですね。

 

というわけで、余っていた茶葉を使って、

売り飛ばされる前のカップを使って、

昨日地味に作り上げたイチゴジャムの上澄みを用いて、

本日はディンブラでストロベリーティー(アイス)を作成してみました。

 

腕がなまったというわけではなく、今でもちゃんと美味しく作れました。

アイスティーですけど、せっかくなので名残惜しんで、カップで頂きます。

 

こんな風に、憧れは去っていくのだと凡人も気付くのです。