英国紳士に憧れて

格好いい英国紳士になるべく、日々の精進と思いをつむいで。主にホームズについて。

名探偵ホームズ(アニメ)

ホームズシリーズはさまざまな形で、今なお色あせずに現代に残る名作だと僕は思っているのです。

その中でも異色なのがアニメのホームズです。

 


劇場版 名探偵ホームズ [Blu-ray]

 

原作要素はかなり薄くなり、推理アニメというカテゴリーではありますが、

怪盗(?)モリアーティ一味との追いかけっこを描いているストーリーです。

登場人物は全て犬で擬人化されているところがかなり異色。

劇場版は「風の谷のナウシカ」との2本同時上映という事もあり、有名な作品です。

劇場版は宮崎駿監督作品なので、ジブリ作品のカテゴリとされていますが、僕は個人的にちょっと意義を感じてます。

 

劇場公開後、テレビアニメ版として放送されました。

劇場版とはキャスト声優が異なっているホームズですが、

僕はテレビ版の広川太一郎さんが、若くて行動力とユーモラスある設定に合っていると思っています。死ぬほど個人の見解です。

 

テレビ版では宮崎監督は数話しか携わっていません。

そんななかで、僕は5話「青い紅玉」が大好きな話です。

原作タイトルですが、ストーリーはまったく異なります。

劇場版でも同じストーリーがあるのですが、声優推しとなるとテレビ版の方が実を言うと僕の好みだったりします。

 


名探偵ホームズ Blu-ray BOX

 

中でも物語の鍵を握るポリィ。

スリで世の中を渡っているポリィにより、事件は始まります。

そんななか、ホームズとワトソンにポリィは手料理を振る舞います。

それをみんなで食べるシーンが好きです。ここだけはものすごくジブリっぽいです。

 

余談ですが、キャラクター全部が犬であるため、

原作で犬が関わってくる話ができないというか悲しさ。

「四つの署名」の名犬トビーなんかは犬が犬を連れて犯人捜しをするし、

「バスかビル家の犬」に至っては・・・、どんな話になるのか観てみたい気もしますけども。

犬が犬を連れている話、笑える。

原作ファンとしては、「這う人」を犬擬人でやってほしかった(どうやるんだ?)という思いもあったりします。